アブルクセン

アラカルト・カードゲーム賞2014取ったというので購入してみた。
大成功。開けてすぐ8歳の子どもと2人で10回以上やり倒した。寝る時間にならなかったらもっとやってたかも。

13枚ずつ配り、中央に6枚オープンにし、のこりを山札にしてスタート。
手番がきたら手札を自分の場に出す。同じ数字は同時に何枚出してもいい。それだけ。
誰かが手札を全部出したら終了で、得点計算が始まる。自分の場の枚数が得点、残った手札の枚数が失点。

ただし、他人の場と同じ枚数で数字が上のカードを出すと攻撃になる。
攻撃されると場のカードが無くなり、オープンされた6枚か山札から同じ枚数の手札を増やさなくてはいけない。
ここで、有利になるカードを入手するのがポイント。オープン場は見えてるわけだから、欲しいカードがあれば、どんどん攻撃されて有利なセットを作っていける。大きめの数字のセットや枚数の多いセットを持ってけば、一気に勝てるし攻撃もできる。
攻撃されながらも有利になる場合がある。そこが面白い。

しかし攻撃は連鎖する。攻撃すると対象のカードは取り除かれるので、下にあったカードが攻撃条件に当てはまれば攻撃は終わらない。さらに他のプレイヤーの場にも続けて攻撃になる。一回出しただけで、どんどん相手の場を減らしていく連鎖は快感だ。さらに残りの手札が全部同じ数で一気に終了にしたりすると、手札増やされたあげくに勝ち逃げされた敗者の悲鳴がこだまする。連鎖して全消ししたブロック崩しのような快感である。

わざと攻撃を喰らって手札を構築したり、それを見越して攻撃にならない出し方をしたり、失点を最小限にしようと早めにたくさん出したり。やればやるほどいろいろな戦略が浮かんでくる。簡単なくせに奥が深く、それでいてサクサクできる楽しいゲームだ。


 
ローマよ去れ!

6枚の砦を攻める戦士カードの読み合いゲーム。

点数の違う砦のカードを6枚並べ、それぞれに能力の違う戦士カードを対応させて並べあう。一枚ずつオープンし、1つずつ勝敗判定して砦を取っていく。
砦を取ったプレイヤーの戦士はその場からいなくなり、砦を取れなかったプレイヤーの戦士はそのまま残って次の戦いに加算される。

強さが9までしかない戦士カードのうち、強さ6の盗賊は絶対に負けるカード。つまり、その砦を取れないかわりに次の戦いにハンデ6で望める。強さ2のドルイドは、勝負した砦ではなく隣の砦を取ってもいいカード。などなどの能力を駆使して狙い通りの砦を取っていく。

砦の方もただのポイントではなく、勝っても一人残せたり、負けた戦士もいなくなったりする。マイナスポイントの砦は3枚集めると勝ちになってしまうし、最高ポイントの8の砦は取ると獲得した砦を一枚捨てなくてはいけない。ただ大きい数を取ればいいというものでもない。読みどころが難しい。

このゲームは何も考えずに6枚ならべるだけでノンプレイヤーの敵を作ることができる。だから一人でも遊べるし、もちろん2人で遊んでノンプレイヤーを追加してもいい。そして意外にノンプレイヤーに負けたりする。予想外の配置するからね。

カードだけで完結しているし枚数も少ないのでさくっと遊べる。わりと一人でトランプソリティアやる感覚で遊ぶことの多いゲームです。  
 
※戦士と砦の能力がわかりにくいのでサマリー作りました。PDFをダウンロードしてA4でプリントして切れば4人分できます。
サマリー
http://firestorage.jp/download/f5f9a63823e3f38fa08dbba0fcbb1622ac5be7b3

 
諸行無常カード

3つある山札のなかに一枚ずつ「諸行無常(しょぎょうむじょう)カード」が入っています。
諸行無常というのは、あらゆることは変化して止まらないということです。
カードの下の方に小さく「武将カードを右に送る」と書いてあります。そのとおり、武将カードを右の人に送ります。つまり、武将が替わってしまうんです。

何が起こるかというと、
1)集めていた手札が使い物にならなくなるかもしれません。「鳴かぬなら」と「ホトトギス」は全員共通なのですが。
2)武将の能力が変わります。能力で一気に決めようと思っていたらご破算です。
3)手札が完成してしまうかもしれません。諸行無常カードは出さないと手札が完成しないので、1ゲームに1回は出ることになると思います。今の自分の武将だけではなく、左のプレイヤーの武将カードを見ておく必要があります。

もうちょっと小出しにするつもりでしたが、3回でゲームの説明が全部終わってしまいました。
こんな感じのゲームです。
遊び方
ホトトギス。基本のプレイスタイルはこんなかんじです。
モノクロのマニュアル用に作った画像なんで白黒ですが。
場に山札が3つ。手札に3枚ずつ。そして一人に一枚の武将カード。

各自が信長・秀吉・家康になり、3枚のカードで詩歌を揃えます。

信長】鳴かぬなら    殺してしまえ    ホトトギス
秀吉鳴かぬなら    鳴かせてみせよう    ホトトギス
家康鳴かぬなら    鳴くまで待とう    ホトトギス

手札から必要ない部分を捨て、山札から一枚引きます。
そうやって完成を目指します。

もちろん、それだけではありません。
各武将に特殊能力があります。

信長
殺してしまおう信長は、その気性通りわがままです。
他人の手札が欲しくなります。
信長の命令ですから、秀吉・家康は逆らえません。

秀吉
鳴かせてみせよう秀吉は、ガンガン進むタイプです。
一度に2枚交換できます。一気に揃えることも可能ですが、信長に持っていかれる可能性もあります。

家康
鳴くまで待とう家康は、こぼれてくるのを待ちます。
捨てた札をもらうことができるのです。

特殊能力をうまく使いつつ、自分の手札を完成させていただきたい。
しかし、とあるカードの出現により事態は一気にひっくりかえるのです。

そのカードについては、また次回。
ホトトギスパッケージ
ボードゲームやカードゲームがあまりに楽しすぎるので、作る側の気分も味わいたくて作ってしまいました。
売ったり宣伝したり在庫抱えたり、それがもうゲームです。

すでにカードと箱の入稿は終わり(萬印堂さん)ました。今はマニュアルをちまちま書いているところです。
 
信長、秀吉、家康という特殊能力の違う3人のいずれかになって、手札に詩歌を完成させるゲーム。
五七五のうち3分の2がかぶってるので争奪戦にもなるでしょう。早い者勝ちですが、奪われたりしますし、捨てたカードが拾われたりもします。そして巻き起こる「諸行無常カード」で大逆転。バカげた手札にまぎらわしい手札。さて、あなたは誰で勝つのでしょうか。

家族・知人にテストしてもらって好評だったので、えいやっと作りました。

とりあえず箱のデータを立体風に作ったので公開。
これから小出しに情報公開していきます。